電動昇降デスクのメモリー機能・高さプリセット活用術

モニターアームとスピーカーを備えた在宅勤務用の昇降デスク デスク環境
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電動昇降デスクを導入したものの、結局いつも座ったままになっている。そんな声をよく聞きます。原因の多くは、毎回手動でボタンを長押しして高さを合わせる手間そのものにあります。

私が大阪の拠点で使っているLOOKIT電動昇降デスクAJ-E1260には、よく使う高さを登録しておける「メモリー機能」が付いています。この機能を使い始めてから、座り姿勢とスタンディング姿勢の切り替えがボタン1つで済むようになりました。

この記事では、メモリー機能の仕組みと、自分の体に合った高さの決め方、そして二拠点で働く上でこの考え方をどう活かせるかを整理します。

結論

座り用・立ち用の2つの高さを一度きちんと測って登録しておけば、以降は毎回の調整が不要になります。重要なのは「なんとなくの高さ」で登録しないことです。一度測った数値はメモに残しておくと、デスクを買い替えたり拠点を増やしたりするときにも使い回せます。

電動昇降デスクのメモリー機能とは――LOOKIT AJ-E1260の仕様で確認する

メモリー機能とは、よく使う高さを複数パターン登録しておき、ボタン操作だけで呼び出せる機能です。手動で毎回ボタンを押し続けて高さを合わせる必要がなくなります。

私が使っているLOOKIT AJ-E1260の仕様は、以前のレビュー記事でも整理した通り次の内容です。

項目内容
天板サイズ幅1200×奥行600mm
高さ調整範囲625〜1275mm
メモリー機能4段階のプリセット保存
モーター構成ダブルモーター
耐荷重85kg(天板)
保証5年保証

出典: LOOKIT電動昇降デスクAJ-E1260を半年使ったレビュー(導入時にLOOKIT公式サイトで確認した仕様値)

注意

LOOKITは同社の昇降デスクのモデル名・型番を複数展開しており、同じ販売ページのスペック表記が時期によって更新される場合があります。購入を検討する際は、公式サイトまたは販売店で最新の型番・仕様を必ず確認してください。

4段階登録できるので、私は「座り作業用」「スタンディング用」に加えて、もう1段階を「来客時に下げておく収納的な高さ」として使っています。この製品自体のレビューは「LOOKIT電動昇降デスクAJ-E1260を半年使ったレビュー」にまとめています。

自分に合う高さの見つけ方

プリセットに登録する数値は、なんとなくの感覚ではなく、一度きちんと測って決めるのがおすすめです。厚生労働省の「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」でも、机の高さは作業者に合ったものを選ぶこと、椅子には深く正しく座り足裏全体が床に接するようにすることが、作業環境を整える目安として示されています。

  1. 椅子に深く腰掛け、足裏全体が床に接する座面の高さに椅子を調整する
  2. 腕を自然に下ろし、肘が90度に曲がる高さに机の作業面を合わせ、その数値をメモする
  3. 立った状態で同じように肘が90度になる位置を探り、スタンディング用の数値として記録する
  4. 2つの数値をデスクのメモリーボタンに登録し、普段はボタン操作だけで呼び出せるようにする

出典: 厚生労働省「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」

注意

このガイドラインは作業環境を整えるための一般的な目安であり、特定の健康効果を保証するものではありません。体調や椅子・靴の有無によって合う高さは変わるので、一度決めた数値も定期的に見直してください。

実際にどう使っているか

私が実際に登録しているのは、立ち姿勢で120cmほど、座り姿勢で75cmほどの高さです。この数値は足の長さなどによって変わるので、あくまで私の目安としての数値です。

切り替えの頻度は、基本的には1日1回立ち、1日1回座りに切り替えるくらいで、1〜2回程度です。眠くなった時などはあえて立ちを増やして、切り替えの回数が多くなることもあります。座っている間も、背筋を伸ばして作業する日とだらっと座る日があり、そこで微調整することもあります。

使い始めてからは、視線の位置がちょうどよくなった感覚があります。机から距離が近すぎず、背筋を伸ばしても無理のない高さになっていると感じます。眠くなったら立つという切り替えができるようになったことで、集中力が持続しやすくなった気がしていますが、これは明確な効果というよりは、なんとなくそう感じるという感覚レベルの話です。

二拠点で同じ姿勢を再現するという考え方

現在、電動昇降デスクを置いているのは大阪の拠点だけで、東京では固定高さの机を使っています。それでも、自分の肘の高さと目線の高さを数値として知っておくことには意味があります。

東京の固定デスクでは椅子の座面高さを調整することで、大阪のスタンディング時に近い目線の高さに寄せられます。数値をメモしておけば、次に東京側にも昇降デスクを導入するときや、コワーキングスペースの机を使うときにも同じ基準で高さを合わせられます。

配線を含めたデスク周りの整え方は「昇降デスクの配線・ケーブルマネジメント実践ガイド」で、天板サイズの選び方は「昇降デスク天板サイズ・奥行きの選び方」でそれぞれ扱っています。昇降を頻繁に繰り返す使い方では、ケーブルの取り回しにも気を配っておくと安心です。

メモリー機能が活きる人
  • 1日の中で座り作業とスタンディング作業を何度も切り替えたい人
  • 二拠点や複数の作業場所で、同じ基準の高さを再現したい人
  • 家族や同居者とデスクを共用し、高さをその都度変える人
無理に活用しなくてもよい人
  • 1日中座ったまま作業し、高さを変える頻度が少ない人
  • 固定式デスクで座面側の調整だけで事足りている人

まとめ

メモリー機能は、昇降デスクを「宝の持ち腐れ」にしないための要です。一度、自分の肘の高さと目線の高さをきちんと測ってプリセットに登録しておけば、あとはボタン操作だけで座り・立ちを切り替えられます。

メモリー機能を使った高さ管理を前提にするなら、LOOKIT電動昇降デスクAJ-E1260が候補になります。4段階のプリセットを備え、座り・立ちに加えてもう1段階を自由に登録できる構成です。

自分の肘の高さと目線の高さを一度測ってメモに残しておけば、デスクを買い替えるときも、拠点を増やすときも、同じ基準で選べます。今日はまず、今使っている椅子に深く座った状態で、肘の角度だけでも確かめてみてください。

Photo by Arthur Lambillotte on Unsplash

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