パートナーと同棲する側の家でリモートワークするコツ

2拠点ライフ
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二拠点で働いていると、片方の拠点はパートナーと同棲している家、というケースが少なくありません。自分の部屋なら机の配置も生活音も好きにできますが、相手の生活空間で働くとなると話は別です。

私自身、大阪の拠点はパートナーとの同棲先で、そこでも普段どおりリモートワークをしています。この記事では、同棲する側の家で働くうえで意識している配慮を、二拠点ワーカーの目線で整理します。プライバシーに関わる具体的な間取りや住所には触れず、考え方の部分に絞ってお伝えします。

結論

パートナーの生活空間で働くコツは「時間」「音」「動線」の3つを事前に共有しておくことに尽きます。自分の仕事都合だけで空間を占有しないという前提を、最初にすり合わせておくと後々のストレスが減ります。

なぜ「相手の家で働く」という状況が生まれるのか

二拠点ワーカーの中には、東京の勤務先近くに自分名義の部屋を持ちながら、もう一方の拠点はパートナーとの同棲先という組み合わせも珍しくありません。自分名義の部屋なら模様替えも自由ですが、同棲先はそうはいきません。

一人暮らしの部屋を前提にした「新幹線で集中して仕事するためのセッティング」のようなノウハウは移動中の話ですが、同棲先での在宅ワークは「共有する生活空間でどう働くか」という別の課題です。ガジェットや効率化だけでは解決しない、人間関係の配慮が求められる領域だと感じています。

1. 生活リズムのすり合わせ――Web会議の時間帯配慮

同棲する相手にも生活リズムがあります。自分がWeb会議を入れたい時間帯が、相手にとっては休憩時間や来客の予定と重なることもあります。

私が意識しているのは、会議が集中しそうな日は前日か当日の朝に一言共有しておくことです。「今日は午前中にオンライン会議が続く」と伝えておくだけで、相手も生活音や動きに気を配ってくれやすくなります。逆に自分も、相手の予定を事前に把握しておくようにしています。

実際に意識しているのは、部屋を最低2つ確保しておくことです。パートナーが在宅している時間帯にWeb会議が入ることは普通にあるため、部屋が分かれているだけで気兼ねなく会議や照明の点け方ができます。私たちは起床・就寝の時間帯がほぼ同じなので、生活リズム自体を大きく調整した経験はあまりありません。

2. 生活音・作業音の配慮

同棲先での在宅ワークで気を配っているのが、生活音と作業音の両方向の配慮です。自分のタイピング音やオンライン会議の声が相手の作業や休憩を邪魔していないか、逆に相手の生活音が自分の会議中に入り込んでいないか。

会議中の音漏れが気になる場合は、イヤホンやヘッドセットで自分側の音を抑える工夫が有効です。私はAirPods Pro 2をオンライン会議のときに使うことが多く、マイク性能も含めて普段使いしています。

  1. 会議の多い日は前日か当日朝に「今日は会議が多い」と一言共有する
  2. 会議中はイヤホン・ヘッドセットを使い、声量を必要以上に上げない
  3. 生活音が気になりやすい時間帯(食事・来客など)は事前に把握しておく
  4. 週に一度は「働き方で困っていることはないか」を軽く確認し合う

3. 共有スペースでの動線・持ち物の最小化

同棲先はあくまで二人で暮らす空間なので、仕事道具を広げすぎないことも意識しています。デスク周りの荷物は最小限にとどめ、仕事が終わったらケーブル類やノートPCをまとめて片付けるようにしています。

これは、二拠点間を移動する際の「持ち運ぶものと据え置くものを分ける」考え方とも重なります。共有スペースで働く場合、私物と仕事道具の境界をはっきりさせておくと、生活空間としての快適さを損ないにくくなります。

同棲先での在宅ワークが向いている働き方
  • 会議の予定を事前に共有し合える関係性がある
  • 仕事道具を最小限に抑え、都度片付けられる
向かない働き方
  • 大型のデスク・チェアなど、共有スペースを恒常的に占有する機材を持ち込みたい場合(この場合は自室や書斎スペースの確保を優先した方が良いと考えます)
  • 会議や作業時間が不規則で、事前共有が難しい働き方

まとめ――配慮は事前共有で九割片付く

パートナーと同棲する拠点でリモートワークをするコツは、特別なガジェットやテクニックよりも「時間」「音」「動線」の3つを事前に共有しておくことに集約されます。相手の生活空間を仕事のために間借りしているという意識を持つだけで、多くのすれ違いは防げると感じています。

二拠点生活は、移動の工夫だけでなく、拠点ごとの人間関係にも配慮が求められる暮らし方です。ガジェット選びと同じくらい、こうした目に見えない配慮の積み重ねが、二拠点生活を続けやすくしてくれると考えています。

Photo by Ruthson Zimmerman on Unsplash

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